・都立中高一貫校の適性検査にはどんな準備を?都立中高一貫校の適性検査はむずかしい、という話を聞きました。家庭で準備できることがあれば教えてください。

都立中高一貫校の適性検査の問題はそれぞれオリジナル問題なので一概には言えませんが、難しい問題が多いのは事実です。しかし、小学校で習う事項を逸脱した内容は見られません。適性検査というのは、本来、入学した後学校生活に対応できるかを見るためのものです。ですから、各校によって出題する問題や傾向が変わってきます。小石川は理数系の考えを問うもの(理科や算数の問題が多い)だったり、両国は論述問題や作文中心だったりと様々です。ふだんの家庭生活でも、日ごろから周囲のニュースなどに目を向け、家庭のだんらんのなかでも、家族で新聞記事を話題にあげたりする工夫が、適性検査への対応につながります。このような場合、おとなの意見を聞かせるのではなく、子ども自身がどう考えるのかを、しっかりと表現させましょう。日記を書くことも適性検査への対策になります。500字を越えるくらいの文章が書けることを目標にしましょう。

関連記事