都立武蔵中 学校分析|都立中学-com

・学校の概要

2008年度から多摩地域有数の都立進学校、都立武蔵高校の併設中学として3クラスが編成され、併設型中高一貫制となりました。武蔵高校は学校群制度時代は三鷹高校と共に74群をなし、グループ選抜制度以降は第九学区トップ校として位置づけられていた進学校。
「自主自律」と「文武両道」の精神が根付いた校風で、高校3年間は自由服など自由度は高く、行事や学校予算など、学校生活の大部分が生徒の自主性と裁量に任されています。2002年に校舎が立て替えられたばかり。
中学1年次から習熟度別授業や少人数授業が多様されるほか、土曜日講習も月2回程度実施されるなど細かい進学指導体制が整っています。また独自科目に地球学という授業があることで有名で、社会科学と自然科学を横断して地球上のあらゆる事象について学ばれ、教科の枠を越えた学習がされます。高校1年次は高校受験で入学した生徒と別クラス、高校2年次より混合クラスとなります。

・テストの難易度

入学者選抜で課される適性検査は他の公立中高一貫校と比較して問題量が多く、難易度も高めに設定されており、小石川と同じく、私立中学併願者が多いことをかなり意識した問題内容となっています。適性Ⅰから適性Ⅲの3部構成で、作文・社会・理系の知識がそれぞれ問われています。特に適性Ⅲの理系の問題はかなり難易度が高く、私立中受験の知識を要するような問題もすくなくありません。一部では小石川・武蔵・両国で「都立中御三家」と称されています。

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