都立三鷹中 学校分析|都立中学-com

・学校の概要

都立三鷹高校を母体校として設立された中等教育学校(中高の区別が無く、1〜6年生という形で中高一体の構造になっている)で、2010年4月に開校された男女共学の新設校です。三鷹高校は学校群制度の下では、都立武蔵高とともに74群を形成し、グループ選抜制度以降は第10学区内で国立高校に次ぐ2番手校としての地位を保っていましたが、平成以降都立中の人気低下などに伴い徐々に進学実績を落としていました。
母体校は私服校でしたが、中等教育学校化に伴い制服着用になりました。2010年から校舎の立て替えが進められており、現在仮校舎での授業が行われています。

・テストの難易度

募集定員は160名で(男女80名ずつ)、適性検査Ⅰ・Ⅱから構成され、それぞれ作文と理系の知識が問われています。それぞれテスト自体は100点満点ですが、最終的な得点換算でⅠが5倍、Ⅱが3倍で換算されるので、適性Ⅰの点数が重視される傾向にあります。難易度は小石川中、武蔵中などに比べれば易しいですが、複雑な作業の手順を説明する問題や特殊な立体図形の組み立てなど、高度な思考を要求される問題が多く、特化した対策が必要です。

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