・公立中高一貫校での学習は公立中学校とはちがうのですか|都立中学-com

公立の中高一貫校では、つぎの3項目で一般の公立中学校を上回っていますので、比べたときに学習面の到達度で有利な面が多いといえます。

まず、6年間という長期的スパンで授業カリキュラムを組め、高校受験も無いので論理性や思考力といった入試対策では身につかない基礎能力を高める時間に充てることが出来ます。また、公立高校より中高一貫校のほうが授業数を多くとることが認められています。特に主要五教科は文部科学標準より多く授業時間数が設定されているので、通常の公立高校(都立高校)よりも学業に力を入れることが出来ます。カリキュラムの集約(中学と高校とで重複した内容を繰り返さないこと)のおかげで、学校独自のカリキュラムの編成でき、中高一貫校はそれぞれオリジナルの授業を持っていることが多いです。以上のように、公立中高一貫校の学習面は、公立中学校よりも私立・国立の中高一貫校に近いといえます。

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