2011年度 白鴎 入試問題分析|都立中学-com

2011年度
適性検査Ⅰ 試験時間45分 大問3 小問6 7頁

科目
内容
コメント
[1] 旅行計画
問題1 総合
5つの資料を参考に、家族の希望を多く叶える旅行計画を立て、日程と見どころと費用を記入例に従い表に記入する問題参加者の希望を可能な限り実現させる計画を立てる問題は、H22年度富士中の1にあった。5つの資料に含まれる条件が多く、頭の中を整理しながら解答する必要がある。手ごわいが、児童の自立と配慮を促す良問。

問題2 総合
自分が立てた計画のよさがよくわかる名前を、5?20字でつける問題白鴎らしいユニークで楽しくなるような問題。企画立案した計画をプレゼンテーションする際にも求められる能力である。
[2] 秋の遠足
問題1
算数、理科、国語
1つの班が集合場所に行く方法をどれか選び、その場合に他の班と出会う時刻を、資料と文章および①?③の条件をふまえて答え、考え方も説明する問題算数の特殊算の範疇では旅人算(出会い算)になるが、時間の経過に従って真っ当に旅人算の処理をしていくと計算が非常に煩雑である。模範解答のように到着時刻を求めてから逆進させて出会った時刻を求めれば相当簡単になるが、別のルートを経る判断ができれば、もっと簡単になる。

問題2 国語
「秋」を代表する9種類の動植物の中から1つ題材として取り上げて、短歌のように五・七・五・七・七の三十一音で「秋」を表現する問題短歌形式の表現は、白鴎H19年1問2に出題されている。
[3] 気温の5年移動平均

問題1 理科
資料の「最高気温日数」と「最低気温日数」の「差」に注目して、昭和前期と平成前期の各15年間を比べてわかることを書く問題「5年移動平均」はH22年度大泉で出題されている。本問では「差」について具体的な数字を示して見解を述べる範囲にとどめており、「最高」と「最低」の「日数」の増減について見解を求めているのではないことに注意。

問題2 理科
東京での最高気温と最低気温が記録された時刻のグラフと、東京の「最高気温日数」と「最低気温日数」の変化のグラフをもとにして、「朝早く起きると昔はすずしいと感じたが、最近は朝から暑く感じる日が多くなった気がする」というおじいさんの言葉に対するあなたの説明を書く問題問題文に注意を要する。あなたの「考え」ではなく、「おじいさんの言葉に対」して、2つの資料から根拠を示して「説明」することを求めている。日頃から祖父母との対話を心がけ、かつ祖父母の若い頃に興味関心を持ち、資料を求めて探究する態度が求められよう。良問である。適性検査Ⅱ 試験時間45分 大問1 小問3 2頁

科目
内容
コメント
町田健「ソシュールと言語学??コトバはなぜ通じるのか」の一部(約2000字)を読み、問いに答える。
問題1 国語
「若い世代の人々だけにしか理解できない表現を使って年配の人に話しかけても、意味が通じないことになる」とあるが、具体的にどのような場面が考えられるか、説明する問題。

問題2 国語
「人間の内部にあるこうした矛盾」とあるが、何と何が「矛盾」しているのか2つ答えた上で、それぞれについて自分の経験を交えて200字以内で説明する問題 。

問題3 国語
筆者が「コトバの変異はなくならないと思われます。」と述べているが、そのことについて自分の考えを200字以内でまとめる問題
適性検査Ⅰ 試験時間45分 大問3 小問6 7頁

科目
内容
コメント
[1] 旅行計画
問題1 総合
5つの資料を参考に、家族の希望を多く叶える旅行計画を立て、日程と見どころと費用を記入例に従い表に記入する問題。参加者の希望を可能な限り実現させる計画を立てる問題は、H22年度富士中の1にあった。5つの資料に含まれる条件が多く、頭の中を整理しながら解答する必要がある。手ごわいが、児童の自立と配慮を促す良問。

問題2 総合
自分が立てた計画のよさがよくわかる名前を、5?20字でつける問題。白鴎らしいユニークで楽しくなるような問題。企画立案した計画をプレゼンテーションする際にも求められる能力である。

[2] 秋の遠足
問題1
算数、理科、国語
1つの班が集合場所に行く方法をどれか選び、その場合に他の班と出会う時刻を、資料と文章および①?③の条件をふまえて答え、考え方も説明する問題。
算数の特殊算の範疇では旅人算(出会い算)になるが、時間の経過に従って真っ当に旅人算の処理をしていくと計算が非常に煩雑である。模範解答のように到着時刻を求めてから逆進させて出会った時刻を求めれば相当簡単になるが、別のルートを経る判断ができれば、もっと簡単になる。

問題2 国語
「秋」を代表する9種類の動植物の中から1つ題材として取り上げて、短歌のように五・七・五・七・七の三十一音で「秋」を表現する問題。
短歌形式の表現は、白鴎H19年1問2に出題されている。
[3] 気温の5年移動平均
問題1 理科
資料の「最高気温日数」と「最低気温日数」の「差」に注目して、昭和前期と平成前期の各15年間を比べてわかることを書く問題
「5年移動平均」はH22年度大泉で出題されている。本問では「差」について具体的な数字を示して見解を述べる範囲にとどめており、「最高」と「最低」の「日数」の増減について見解を求めているのではないことに注意。

問題2 理科
東京での最高気温と最低気温が記録された時刻のグラフと、東京の「最高気温日数」と「最低気温日数」の変化のグラフをもとにして、「朝早く起きると昔はすずしいと感じたが、最近は朝から暑く感じる日が多くなった気がする」というおじいさんの言葉に対するあなたの説明を書く問題
問題文に注意を要する。あなたの「考え」ではなく、「おじいさんの言葉に対」して、2つの資料から根拠を示して「説明」することを求めている。日頃から祖父母との対話を心がけ、かつ祖父母の若い頃に興味関心を持ち、資料を求めて探究する態度が求められよう。良問である。
適性検査Ⅱ 試験時間45分 大問1 小問3 2頁

関連記事