都立大泉中 平成26年度 適性2(適性Ⅱ)

大問1
【問題1】平面図形
図形の分け方は、「頂点の数」「直線か曲線か」「線対称」「点対称」という分け方があります。
ポイントは、「一つのグループには二つ以上の図形を入れること」という条件を忘れないこと。そして、それぞれのグループで重複する図形がでてこないように分類すること。
例えば、「線対称」「点対称」という分類で、どちらにも属する図形が出てきてしまいます。その点に注意しましょう。

【問題2】立体図形
決して難しい問題はありませんが、問題文が長く誤解する受験生もいました。深読みせずにそのまま解きましょう。
【問題3】平面図形
この問題は私立中の図形問題で出題されるものと「似ています」。似ているというのは、おうぎ形の弧の長さや面積の問題は、小学校では扱いません。
(半円や四分円は扱いますが、中心角を用いた公式は中学校で教えるのが一般的です)

早とちりして、私立中の問題と同様の解き方をしてしまうと、間違ってしまう問題です。問題2と同様、しっかりと読みましょう。

大問2
【問題3】単位量あたりの問題(計算問題)
昔の時計の仕組みに関する知識は不要です。極端な話、<きまり>に書かれた内容を正しく理解できてれば解くことができます。
基本的な問題です(が、計算がラクという意味ではありません)。間違えてしまうようなら、問題文を正確に読み「何を聞かれてれているのか」をじっくりと考えてみましょう。

大問3
良い問題だと思います。大泉中を受験しない受験生も、ぜひ取り組んでおくべき問題です。
立体の問題は、不得意なお子さんが多く、論理的な説明にも限界があります。早いうちから、ブロックなどを使って立体に対する感覚を身につけておく必要があります。
【問題3】に関しては、あれこれと考えるよりも、1つずつ書き出して計算する方が確実です。(ただ、当日は飛ばした受験生も多かったかもしれません)

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