両国 入試問題傾向分析|都立中学-com

・両国
入試問題傾向
 
適性検査Ⅰ:社会、算数、理科の資料読み解き問題
適性検査Ⅱ:文章読み解き問題、作文。350~400文字
適性検査Ⅰと適性検査Ⅱの比重は5:3です。これは作文のⅡがかなり重いことを意味しています。求められているのは「論理的な文章を書く力」で、これは少々苦手な子が多いかもしれませんが、質のよい練習を重ねることによってどんどん上達することができますから、早いうちから取り組むようにしましょう。

 

〇適性検査Ⅰには、概ね標準レベルの問題が並びます。中に1、2題やや難易度の高いものが混じり、これを解くことが出来れば非常に有利です。しかし、解けなかったからと言って合格・不合格に直結することはないでしょう。基礎的な問題を落とさないことが合格への近道です。統計資料や図表問題は頻出なので、確実に読み解けるようにしておくこと、情報を資料から正しく引き出す力が求められます。
 
〇パズル系の問題は、回答にかなり時間がかかる問題が多くなってきています。解けそうにない問題に時間をかけるより、そのほかの問題を解いてから取り組むといったスタンスが無難でしょう。
 
〇両国は典型的な入試問題傾向で受検対策を行っている学生からすると、取り組みやすい部類でしょう。適性検査Ⅰの問題の半数と適性検査Ⅱの作文をしっかり書くことが出来れば、合格も夢ではありません。

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